みなさんこんにちは!
さて、今日は昨日に引き続き
花粉症シリーズです。
今回は
子どもたちの消毒のしすぎが、
アレルギーの増加につながるかもしれない!
という話をします。
現在新型コロナの影響で
いたるところに消毒液が置いています。
その結果、
アレルギー体質の子供が
増えてしまう可能性があります。
どういうことでしょうか?
アレルギーの子供が増えている!
平成28年の厚生労働省の統計によると
0〜14歳の子供たちの約40%に
何らかのアレルギー症状を認めており、
東京・大阪などの都心部では
4歳以下の子供たちの51.1%に
アレルギー症状を認めています。
また、この30年間で
気管支喘息は10倍、
アトピー性皮膚炎も5~10倍と
増加傾向にあります。
今後も増加していくことが予想され、
2030年には7~8割が
アレルギー疾患にかかると予想されています。
ビタミンD摂取は気管支喘息やアトピー性皮膚炎に有効である可能性が示された論文が多数でています。ビタミンDは腸内細菌に作用し免疫系に働きかけるのでアレルギー疾患に効果があると考えられています。
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アレルゲンとどれだけ触れあったかが重要!
統計学的に
先進国かつ都会には
アレルギー体質の方が多いです。
これはなぜでしょうか?
先進国は衛生的に
非常に整備されています。
細菌や微生物に触れ合う機会は
めっぽう少なくなりました。
最近の研究では、
人の免疫は
3歳までに育った環境によって
きまる事がわかっています。
アレルギーの発症を防ぐためには、
生まれてから
様々な物質に触れ合うことが大切です。
この点から砂場で遊ぶことは
非常に大切でしょう!
手指消毒はアレルゲンを減らす!
そんな中、
コロナ感染防止のため
いたるところで
手指消毒が習慣となっています。
コロナ感染予防という意味では
非常に重要なことです!
しかし、
これは大人に限ってでしょう。
そもそも子供は
コロナに感染することは
ほとんどありません。
感染してもだいたいは軽症です。
子供が感染するなら今頃、
保育園や幼稚園で
クラスターだらけになっていますw
なので、
子どもたちに対して
過剰な手指消毒は意味がほとんどなく、
それどころか
貴重な微生物との接触を
妨害してしまいます。
結果的に
アレルギー体質となって
アトピーや気管支喘息になってしまう
リスクを高めてしまいます。
外で消毒にとりつかれたママを見ると
少しやりすぎだよ−っ!
て声をかけたくなります。
まとめ
- アレルギーは年々増加傾向
- 3歳までにいかにアレルゲンとたくさん触れ合えるか
- 手指消毒はアレルゲンとの触れ合いを減らす
以上が本日のまとめとなります。
アレルギーが増えている原因として
今回はアレルゲンとの触れ合いが
減っていることをあげましたが、
原因はこれだけではありません。
花粉症をはじめとした
アレルギーが増えているのは
現代の食生活の変化
も大きく関係しています。
ファストフードや加工食品、お菓子には
リノール酸がたくさん入っています。
リノール酸はアレルギー体質になる原因そのものです!
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