みなさんこんにちは!
いあー、わたしの病院は
近隣からのクラスターの
受け入れが止まりませんw
患者がどんどん増えていきます。
さて、
国内ではワクチン接種が
開始されていますが、
3月9日時点で
アナフィラキシーの報告が5件あります。
アナフィラキシーってそもそもなんでしょうか?
今日はここをみていきましょう!
結構、間違って覚えている方が多いので!
では行きましょう!
アナフィラキシーってなんですか?
アナフィラキシーってなんですか?
っと研修医や看護師に質問すると
意外と正確な回答が
返ってくることが少ないですw
A:「ススメバチに刺された時にでる蕁麻疹!」
B:「小麦をたべて喘息になること!」
C:「アレルギー反応・・・」
みたいにw
しっかり定義を覚えましょう!
<アナフィラキシーの定義>
2つ以上の臓器に症状がでる即時型アレルギー反応!
こうなります!
つまり、
皮膚に蕁麻疹がでただけ
唇が腫れただけ
ではアナフィラキシーとはいいません!
では、
なぜアナフィラキシーは危険なのでしょう?
適切な治療をしなければ死にいたることも!
アナフィラキシーは
全身臓器にアレルギー症状が出ます。
特に注意しなければ行けないのが
- 血圧低下
- 気道狭窄
この2つです!
この2つが起きた時は
適切な治療介入をしなければ
最悪死に至る可能性があります。
なので、
はやめに気づいて
病院受診をする必要があります!
腹痛や下痢などの症状も
呈することがあるので
これらも1つのサインになります!
医療者は
疑ったら、すぐに
アドレナリンの筋注をしましょう!
あっという間に良くなります!
2峰性にくることを頭に入れよ!
症状がおちついてひと安心ですが、
忘れてならないことがあります!
実はアナフィラキシーは
2峰性にやってきます。
1回目が良くなっても
24時間以内に約10%程度が
再度アナフィラキシー症状が出現します。
もし、それが
誰もいないところで出現したら
死んでしまう危険性があります。
アナフィラキシーが出現したら
安全をとって1日入院するか、
あるいは2回目が来ることを頭に入れて
症状が出現したら
すぐに病院受診する準備をしておきましょう!
まとめ
- アナフィラキシーは全身臓器にでる即時型アレルギー
- 血圧低下、気道閉塞で死に至る可能性も
- 2峰性にくることを忘れずに!
以上がまとめとなります!
適切な治療介入をすれば
基本的には怖がる必要のない病気です!
1つ気になることは
今現在、ワクチン接種で
アナフィラキシーが出現している5人が
すべて女性なのは偶然なのでしょうか?
なんだか興味深いですね。
女性の方は少し
気をつけたほうがいいのかもしれません。
では
See you next time!!