みなさんこんにちは。
昨日から新しくバイデン政権が始まりました。
今後のアメリカの動向に注目ですね。
さて、日本でもコロナコロナの毎日ですが
実は日本は世界的に見て
かなり死亡率が低いことを
ご存知でしょうか?
本日はそのことについて解説します。
世界のコロナ感染率・死亡率
まず、日本がどういった状況なのか
世界の国々と比較してみましょう。
経済状況が似ている
先進国どうしでは下記のようになります。
(2020年9月10日時点)
新型コロナ7つの謎 最新免疫学からわかった病原体の正体 (ブルーバックス) 著:宮坂昌之
え、めっちゃ日本がんばってるやん。
てか、他がやばすぎる。
日本で良かったですね。
グラフは有名な宮坂昌之先生の
本から引用しました。
めちゃくちゃわかりやすいのでおすすめです!
BCGが効いていたかも
しかし、これだけ
感染率・死亡率が低いと
必ず理由があるはず!
って考えますよね。
ひとつの有力候補として
”BCG接種”があげられます!
実は様々な研究で
BCG接種をすることで
結核菌とは無関係な
自然免疫が強化される
”オフターゲット効果”
という現象が起きます。
自然免疫とは初めてウイルスと
出会った時にやっつける
免疫の第一防衛線です。
他のBCG接種国はどうか
どうようにBCG接種国の
状況はどうでしょうか。
新型コロナ7つの謎 最新免疫学からわかった病原体の正体 (ブルーバックス) 著:宮坂昌之
アジアに関しては
BCG接種国は死者数が
少なさそうですね。
しかし、ペルーやチリなどの南米は多い。
また、オーストラリアやニュージーランドといった
オセアニアはBCG接種していないのに
死者数が少ないですね。
ここから
- BCG接種は死亡率を下げそう
- 地域差がありそう
この2つがいえそうです。
日本は結核大国
BCGと聞くとはずせないのが
日本は世界的な結核大国です。
先進国のなかでもかなり多いです。
しかし、今回のコロナに関しては
これが功を奏している可能性があります。
結核菌に暴露する頻度が多いため
オフターゲット効果により
自然免疫が常に鍛えられるためです。
日本がコロナに強いのは
ここが関係しているかもしれません。
まとめ
- 日本は感染率・死亡率が低い
- BCG接種によるオフターゲット効果
- 日本は結核大国。自然免疫強化されているかも
以上となります。
いずれにせよ日本のこの状況は
喜ばしいことでしょう。
しかし、医療現場は過酷です。
東京都内では入院待ちが
7000人ほどいます。
日に日に死者数も増えています。
もう少しでワクチンを
打つことになると思います。
ワクチンについて
まだ何も知らないという方がいれば
こちらの記事も参照ください!
おすすめコロナ本も載せときます。
See you next time!!