みなさんこんにちは!
さー、また感染者が増えてきましたね。
今後、PCRの件数が
増えていくと思うので
よくある疑問点にお答えしましょう!
よくある疑問点とは
「どーみてもコロナだと思うんだが
何度PCRをやっても陽性にならないんだよね〜」
っていうやつです。
ここにお答えしましょう!
このケースはCOVID−19ですか?違いますか?
医者も含め、ほぼ9割以上の人は
PCR絶対主義者なので
PCR陰性=陰性
と考えてしまう傾向があります。
そこに今日はメスを入れます!
みなさんはこんなケースどう思います?
例)70歳男性。家族内感染者あり。症状はないが心配になり来院。PCR検査は陰性。コロナじゃないと判断し帰宅。2日後には38℃の発熱があり再度来院。CT検査で両側にコロナを思わせる肺炎像あり。絶対にコロナだと思い、PCR検査を提出したら陰性。一応、入院させ翌日PCRとっても陰性。え?隔離解除していいの?
非常に悩ましいですねw
実はこういった症例は
私も数例経験しています。
結論:COVID−19の可能性が極めて高いです!
以下の2つを知っていると
よりCOVID−19を
疑える自信を持てると思います。
上気道では陽性になりづらい人がいます!
実は、上気道(鼻咽頭)でのPCR検査で
陽性になりづらい人がいます!
そういった人は
何度やっても陰性になります!
最終的に
気管支鏡を用いて
下気道から検体をとって
PCR検査をすると陽性になるケースが
しばしばあります!
なので、
この事実をしっていれば
どんなにPCRが陰性であろうと
臨床経過が怪しければ
COVID−19として診断すべきです!
実際、わたしも
臨床的にどうみたって
COVID−19が疑わしい人は
隔離してCOVID−19として扱います。
PCRが陰性だから
COVID−19じゃありません!
これはめちゃくちゃ危険です!
「微熱がずっと続いて肺炎像もあるっぽいんですけど、
PCRは2回陰性なので会社に出社したり、飲み会にいっている人」
これがほんとに
その後のクラスターに繋がります!
PCRは発症前後で偽陰性になりやすい!
みなさん、
本当は感染しているのに
PCR検査で陰性と
出やすい時期があるのご存知ですか?
画像引用:新型コロナワクチン 知らないと不都合な真実
この画像は絶対に覚えてください!!
実は症状発症直前は
PCRが偽陰性になりやすいんです!
偽陰性とは感染していているのに
検査が陰性となってしまうことです!
しかもですよ!!!
コロナの感染力が一番強いのは
症状発症前後なんです!
つまり
偽陰性となりやすい時期が1番感染力が強いんです!
これ、めっちゃヤバイですよね!
<ヤバイケースはこれ>
飲み会・会食した同僚が2日後に発熱しPCR陽性と判明。その日にPCR検査をして陰性だったのでホッとして出社。1週間後に発熱して、PCR受けたら陽性。
→家族・会社でクラスター発生!
※COVID−19の潜伏期間は約10前後です!
まとめ
- 臨床経過が怪しければCOVID−19の可能性が高いです!
- PCRが陰性=陰性じゃありません!
- 上気道では陰性になりやすい人がいます!
- 症状発症直前は偽陰性になりやすい!しかも感染力が一番高い!
以上が本日のまとめです!
今日の記事はまじで重症な知識です!
是非、みなさんで
共有していただければと思います!
では
See you next time!!