みなさんこんにちは!
第5波真っ最中で
本日も各地で新規感染者は
続々と記録更新しています。
状況はほんとにきついですが
それでもなんとか
やり抜くしかありません。
今日はかなり
主観的な内容かもしれませんが
日々の診療の中で
感じていることについて
話していこうと思います。
嘔気・下痢症状は重症化しやすい?
実は第4波の時から
少し感じていたことなのですが、
- 嘔気
- 下痢
といった消化器症状が
出現した患者さんは
結構な確率で
その後、炎症反応が高くなり
ステロイド治療を要していました。
実は
第4波のときに
因果関係がないか
論文を漁ったんですが
見つけることができなかったので
気のせいかなと思っていたんです。
しかし、
やはりどうもこの傾向は
今回の第5波でも継続しており
嘔気・下痢を訴える患者さんは
ほぼ確実にステロイド治療+αが
必要となっています。
特に、
第5波では
嘔気・下痢症状を訴える割合が
増えたように思えます。
COVID−19は腸内細菌叢を乱す?
そいえば
コロナワクチンができる以前は
いかに炎症を抑えるか?
ってことが注目されており
ひとつの方法として
整腸剤を投与して
腸内細菌叢を整える
っていう方法がありました。
実際、効果があるかはわかりませんが
載せている論文でも
COVID−19に感染すると
腸内細菌叢が乱れ、
最終的には
サイトカインストームにつながる
可能性があると指摘されています。
腸活はやっといた方がいいかも
以上から
腸内細菌叢を整える
生活を心がけることは
ある程度は
COVID−19に対して
有効かもしれません。
少なくとも、
デメリットはないので
試す価値はあるでしょう。
そもそも、
腸と免疫系はかなり
密接な関係があるので
嘔気・下痢と重症化の
因果関係があっても
おかしくない話でしょう。
ちなみに腸活に関しては
いろんな方法がありますが
人により合う合わないがあるので
いろいろと試してみてください!
ちなみに
毎回オススメしている
ビタミンDも腸活に繋がりますよ!
まとめ
- 嘔気・下痢は重症化の前兆かもしれない
- COVID−19に感染すると腸内細菌が乱れる
- 腸活はデメリットがないのでやって損はない
以上が本日のまとめになります。
COVID−19の診療に関しては
日々目まぐるしいほどに
新しい情報がでてきます。
第5波真っ最中の日本では
デルタ株と日本人の情報は
まだほとんどありません。
今回みたいな主観的な内容は
正確性に欠けますが、
実際に現場で
診療しているからこそ
感じるものであり
わりと重要だと思います。
こういった内容・情報を
みなさんに共有できればと思っています。
では
See you again!!
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