みなさんこんにちは!
感染者落ち着きませんね。
そんな中、
政府から自宅療養を
推進する動きがでています。
今後、自宅療養をされる方が
かなり増えると思うので
今日は自宅でできる
理学療法をお伝えします。
うつ伏せ寝は超オススメです!
おそらく
コロナの治療に携わっている方であれば
うつ伏せ寝の効果が高いことは
すでにご存知でしょう。
もともとは
人工呼吸器管理をされている場合にのみ
効果が期待されていましたが、
ネーザルハイフローなどの
人工呼吸器以外の患者でも
かなりの効果が
期待できることがわかりました。
私も高濃度酸素が
必要な患者にはほぼ全例
うつ伏せ寝を強制させています。
画像引用:日本離床学会
こうするだけで
肺炎からの回復が早くなります。
酸素は有害であることを忘れずに!
肺炎治療の際に
絶対に忘れてはいけないことがあります。
それは
酸素は有害物質!
ということです。
過剰な酸素は
活性酸素となり
肺組織を傷つけたり
吸収性無気肺を起こすので
肺炎からの回復を遅らせます。
なのでできるだけ
酸素は少ないほうがいいんです。
うつ伏せ寝で酸素必要量が減少
うつ伏せ寝をすると
一時的に酸素需要が減るため
(換気血流比不均等の解消による)
必要酸素量を減らすことが可能です。
そうすることで
投与する酸素も減らすことができます。
特に私の印象としては
体格のでかい方ほど
効果は高いと感じています。
まとめ
- うつ伏せ寝はおすすめ!
- 酸素は有害物質!
- うつ伏せ寝で酸素必要量が減少!
以上が本日のまとめになります。
自宅・あるいはホテル療養される方が
今後増えると思いますが、
うつ伏せ寝をすることで
肺炎の進行を食い止め
かつ
肺炎からの回復が
早くなるかもしれません。
そいえば
自宅療養するにあたって
パルスオキシメーターは
絶対にあったほうがいいので
まだ持ってない人は早めに購入しましょう!
こういった
できることを可能な限り活用して
この第5波を乗り切りましょう!
では
See you again!!