みなさんこんにちは!
これから自宅療養する方が
増えてくると思います。
今日はすでに知っている方も
いるかと思いますが
再度、自宅療養中で
1番注意すべき
ポイントについて解説します。
ではいきましょう!
低酸素になっても呼吸苦を感じない!
コロナで恐ろしいところは
かなりの低酸素になっても
呼吸苦を感じにくい点です。
通常、低酸素で呼吸苦がない状態に
なることなんてありえません。
しいていうなら
モルヒネなどの麻薬を
使ったときくらいでしょう。
なので
肺炎がかなり進行していても
それに気づかずに
普段通りの生活をしていたら
気づいたときには心停止。
こういったことが
起こり得るんです。
そいえば
昨年、国会議員がなくなりましたが
おそらくこういったところが
関係しているんじゃないかと思われます。
パルスオキシメーターは必需品!絶対買いましょう!
血中酸素濃度は
SpO2という数値で
代替的にモニタリングします。
96%以上が正常です。
これを下回ってきたら
肺炎が進行している可能性が高いです。
パルスオキシメーターという機械で
SpO2は測定することができます。
絶対に所持しておきましょう!
また、
スマートウォッチやアップルウォッチでも
SpO2が測定できるので
こちらだと
24時間モニタリングできるので
わずかな変化に気付きやすいです。
肺炎治療が遅れると、回復まで時間がかかる
これはあくまでも
私の経験に基づくものですが、
肺炎の治療が遅れて
ある一定のレベルを超すと
不可逆性となってしまい、
肺炎からの回復が
かなり遅れてしまいます。
実際、治療がかなり遅れて
在宅酸素療法が
必要になったケースも
数例あります。
かといって
早すぎる治療も
あまり良くないところが
コロナの難しいところなんですが。
こうならないためにも
必ずSpO2をモニタリングできる
デバイスは持っておきましょう。
まとめ
- コロナ肺炎は低酸素になっても呼吸苦を感じにくい
- 必ずSpO2を測定してモニタリングしよう
- 肺炎治療が遅れると回復が遅くなる可能性あり
以上が本日のまとめになります。
私が経験した症例で
低酸素の最高記録は
SpO2:64%です。
この数値で平気な顔されたときには
正直、息が止まりました。
医療者ならこの数値が
信じられない値なのは
おわかりでしょう。
必ず、SpO2はモニタリングしましょうね。
では
See you again!!