みなさんこんにちは!
感染者はようやく
折り返してきましたが
それでもなお
多くの方が感染しており
入院ベットはまだまだ
満床が続いています。
引き続き感染対策を
行っていきましょう。
さて、
今日はアップルウォッチについて!
以前から
自宅療養中は
SpO2のモニタリングを
必ずしましょう!
とお伝えしてきました。
まだ読んでいない方は先にこちらの記事を読んでください↑↑
実はアップルウォッチでも
測定可能です!
それ以外にも
有用な機能が搭載されています。
今日はそれについてご紹介します。
ではいきましょう!
アップルウォッチでSpO2の測定が可能!
SpO2を計測するためには
通常、パルスオキシメーターが必要です!
このような器具です!
それ以外にも実は
アップルウォッチでも
SpO2が測定できるんです!
ただ、
通常SpO2は指先で計測します。
アップルウォッチの場合は
手首で計測するので
正確性はやや劣るかもしれません。
しかし、
メリットとしては
装着していれば
24時間モニタリングできます!
なので、
SpO2が低下していることが
目に見えてわかるので
微細な変化に
気付くことができます!
例えば、
寝ているときに
SpO2が低下していたら
睡眠時無呼吸症候群で
あることが一発でわかります。!
アップルウォッチは心電図も搭載!不整脈を感知する!
アップルウォッチの
もう一つのメリットは
心電図機能があること!
これも手首での計測になるので
病院で行う12誘導心電図に比べ
正確性に欠けます。
しかし、
やはり最大の強みは
24時間モニタリングできること!
みなさん
心房細動という不整脈を
ご存知でしょうか?
この不整脈はほっておくと
脳梗塞のリスクが
約5倍上がるといわれています。
実際、われわれも
この不整脈がある患者には
必ず脳梗塞を予防するために
血液をさらさらにする薬を使用します。
この心房細動は
加齢とともに
有病率があがります。
そして、
なんと約半数は無症状なんですね。
寝てる間に起きたり、
ほんの数秒のみ起きたりなど。
だからこそ
24時間のモニタリングが重要なんです!
2018年にすでに
アップルウォッチで心房細動が高確率で検出できますよ!
っていう論文がでてます。
実はアメリカではすでに
この機能が導入されていたのですが
日本では
2021年1月にようやく
許可が降りたんですね。
Post-COVID Syndromeとアップルウォッチ!
すでにご存知かもしれませんが
COVID−19は
血の塊を作りやすくなります。
なので、
心筋梗塞や脳梗塞の
リスクが高くなります!
さらに
COVID−19感染後
約半年間は
Post-COVID Syndromeといって
臓器特有疾患の発症リスクが高くなります。
この臓器特有疾患の中には
血の塊に由来する病気、
つまり
脳梗塞や心筋梗塞も含まれます。
この状態で
無症候性の心房細動があった場合は
かなり脳梗塞のリスクが
高くなると考えられます。
そんなときに
早めに心房細動を検出し、
予防できれば
脳梗塞を防ぐことができます。
SpO2モニター、心電図を
24時間できるアップルウォッチは
まさにCOVID−19に
最適なアイテムといえるでしょう!
また、
記録された心電図は
PDFにすることができるので
それをもって
病院にいくといいでしょう!
アマゾンからの購入だと最短翌日で届きます↓↓
ちなみに
アップルウォッチの
心電図の使い方や
その他テクニックに関しては
こちらの動画が参考になります!
まとめ
- アップルウォッチでSpO2、心電図が測定できる!
- 24時間モニタリング可能!
- 心房細動は約半数が無症候性。脳梗塞のリスク5倍増!
- 早期発見し、脳梗塞予防をしましょう!
以上が本日のまとめになります。
最近の医学は
ほんと予防がすべて
といっても過言ではありません。
アップルウォッチは
そんな早期予防に
強力な味方になってくれます。
ちなみにわたしは
心電図の機能が搭載されてから
すぐに両親に
プレゼントしました。
もちろん脳梗塞になってほしくないからです。
みなさんも
自分のため、
あるいは両親に
プレゼントしてみてはいかがですか?
では
See you again!!