みなさんこんにちは!
今日は
過去の体験から
ここはみなさんに
周知してもらいたい!
と思ったことを
記事にしたいと思います。
そこで
まっさきに
思いついたことがこれ。
「患者のマナーの悪さ」
これは
わたしの病院だけでなく
多くの病院で
問題になったことなので
どこも同じだと思います。
具体的に
どんな感じだったか
紹介したいと思います。
ではいきましょう。
もともとの患者層のベースが悪い
コロナで入院してくる人は
やはり
それなりに
感染対策を無視している方に
多いのも事実。
必然的に
マナーが悪いような人に偏る。
第2波のときは
ほとんどが
夜の町関係でしたが
この時も
かなりひどかったです。
そんな人達は
熱がでても
入院しようとはしませんが
中等症クラスになり
SpO2が下がってくると
さすがにつらくなり
救急搬送され
入院となりました。
「最初はなにしても助けてください」
といってきますが
元気になったとたん
「いいから早くここから出せ!」
訴えると
いわれたときには
呆れて何も
言葉が出ませんでした。
治療が効くと劇的に症状が改善する
コロナの治療は
経験している方なら
わかると思いますが
治療が奏功すると
翌日から症状が
劇的に改善します。
コロナの退院基準は
東京都では
いまでこそ緩和されましたが
第5波半ばまでは
「発症10日かつ無症状3日」
でした。
だいたい
入院となるのは発症5−6日。
まずそもそも
コロナ治療の基本となる
ステロイドの投与期間は
7−10日となっています。
このため
ステロイドを
使用した時点で
入院期間は7−10日は
マストとなります。
ステロイド投与後
1−2日後には
いままでの症状が
嘘だったかのように
良くなります。
患者はなにも症状がないのに
「あと1週間入院です!」
といわれると
ストレスフルになります。
それはとてもわかります。
しかし
隔離基準や
治療を完了していない
患者を退院させる
わけにはいかず
愚痴を聞かされ続けた
医療スタッフは
かなりの精神的ダメージを
負いました。
どうしても家族の看病をしなければ・・・
これも多い
理由の1つでした。
第5波のときは
家族内感染が
多かったのと
入院できず
自宅療養している方が
多かったので
入院中の患者が
自分の家族を心配して
早めに帰りたい方が
多かったです。
これも気持ちは
すごくわかります。
しかし、
早期に退院させることは
もってのほか。
板挟みになる
医療スタッフは
ここでも苦しみました。
第6波も若干心配・・・
もしこれから
第6波がくるとしたら
入院を要するような患者は
基本的に
ワクチン未接種の方が
ほとんどでしょう。
ワクチン未接種の方は
全員ではないですが
マナーが悪い方が
多い傾向にあります。
なので第6波が
きてほしくない
という気持ちが
かなりあります。
おそらく
多くの医療者も
同じことを思っているでしょう。
最後にひとこと。
やはり
なんでもそうですが
感謝があって
成り立っています。
とにかく
感謝の気持ちを
忘れずに生きていきましょう。
では
See you again!!