みなさんこんにちは。
ここ最近はコロナネタばかりになっていますが
それだけみなさんに知ってほしいことが
たくさんあるんです。
今日はコロナウイルスが大流行した
理由について述べていきます。
重症化率が絶妙!
コロナウイルスの致死率は
約2%といわれています。
致死率には具体的に
・CRF(致命割合):確定診断がでた患者での死亡率
・IRF(感染致命割合):疑似症例の患者も含めた死亡率
があります。
ネット上で広がる情報には
どっちか明記されていないことが
多いので注意が必要です。
今回の2%というのはCRFで出しています。
これが高いか低いかというと
いままでの感染症と比較するとイメージが付きます。
・SARSのCRF:10%
・MARSのCRF:35%
・季節性インフルエンザ:0.02%
なんだか、高いような低いような中途半端ですよね。
軽傷・無症状患者が多い
CRFが中途半端がゆえに
軽傷・無症状患者の割合が多いです。
ここが非常に厄介なポイントです。
無症状患者が感染していた場合
その人は会社や電車にいることになります。
もうおわかりですよね。
やばいことが。
誰が感染しているかわからない
下記の表を見てください。
画像引用:新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実(日経プレミアシリーズ)
SARSやMARSのように
重症化するひとが多いと
隔離すべき人がすぐに分かります。
犯人がすぐに見つけられるので
封じ込めることができます。
しかし、今回の新型コロナは
ほとんどが軽傷・無症状患者なので
隔離すべき人がみつけにくいのです。
PCRの件数を増やせばいいのか?
軽傷・無症状患者をピックアップするために
PCRの件数を増やせばいいじゃん。
と考えたくなりますが、
2つの点で問題があります。
<検査の限界がある>
PCR検査は感度:70%、特異度99%程度といわれています。
どういうことかというと
・100人陽性の人にPCRをしたら30人は見逃します
・陽性とでたら99%はしっかり陽性です
となります。
結構、見逃し多いですよね。
つまり陰性だったから
今日から出勤します!
ってことはできないんです。
<潜伏期は偽陰性率が高い>
画像引用:新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実(日経プレミアシリーズ)
感染から発症までの間、
いわゆる潜伏期にPCRをしても
ホントは感染しているのに
陰性とでてしまう確率が
高くなってしまいます。
これらから
PCR検査の件数を増やしても
結局は陽性患者が陰性と判定され
野に放たれるので意味ないということになります。
厳しい言い方をすれば
お金の無駄遣いです。
極論、毎日全国民に1日1回PCRをしても
すべてのコロナ陽性を拾いきれないでしょう。
まとめ
- 致死率・重症化率が絶妙
- 軽傷・無症状患者がほとんど
- PCR件数を増やしてもムダ
以上がまとめになります。
じゃーどうすれば感染が落ち着くのか。
もうこれは基本的な
感染対策をする他ないでしょう。
シンプルに外出しなければ感染しないし
うつすこともなくなりますからね。
今回のコロナについての
おすすめ本を載せておきます!
ウイルス免疫学の専門家が
コロナとワクチンについて書いた本で
とてもわかりやすいです。
それでは
See you next time!!