みなさんこんにちは!
ゴールデンウィーク中ですが
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
この期間中は
PCR件数がかなり減るので
見かけ上の
新規感染者数は減ってしまいますが、
実際、真の感染者は
右肩上がりで増えています。
ゴールデンウィーク明けには
とんでもない新規感染者数が
叩き出されると思うので
覚悟しといてください!
今日はコロナは
肺だけでなく脳まで
脅かす可能性があるっていう
ことについて書いていきます!
ではいきましょう!
スペイン風邪であった嗜眠性脳炎
みなさんご存知であろう
スペイン風邪!
インフルエンザによるパンデミックで
約4000万人が
死亡したといわれています。
いつも注目されるのは死亡数ですが、
やはりこの当時も
今のCOVID−19の後遺症と同じで
なぞの症状に悩まされる人が
多数存在したんです。
筋肉が固くなり
ガクガクしてしまい
パーキンソン病のような症状を
訴える人が増えたんです。
”嗜眠性脳炎”という
脳に炎症が生じることで起こる病気です。
未だに原因は不明となっています。
神経学者で作家でもある
オリバー・サックスが
映画「レナードの朝」で
描いたことで知られています。
脳にダメージあり!しかしウイルスはいない?
COVID−19に感染後、
後遺症に悩まされる方が多く存在します。
代表的なものに
- ブレインフォグ
- 慢性疲労症候群
- 線維筋痛症
などといった病気があります。
これらはCOVID−19だけでなく、
SARS、MARS、インフルエンザの感染後にもおきます。
一般的な風邪の後にも起きる可能性もあります。
はっきりとした原因は
明らかになっていませんが、
脳にダメージが起きていることは
病理学的に証明されています。
もちろん、
脳にダメージが起きていることが
これらの後遺症に
つながっているかはわかりません。
脳にダメージがあるなら
コロナウイルスが
脳細胞に感染しているのか?
と考えますが、
実際には脳細胞に感染するかは
明らかとなっていません。
一部の説では
潜伏感染しているのでは?
との意見もありますが、
ここは今後の研究結果待ちです。
ウイルス説か?自己免疫説か?
後遺症を説明する仮説として
- ウイルス感染説
- 自己免疫説
この2つが考えられています。
①に関しては
脳の解剖で
明らかな感染を示せていないので
あったとしても
潜伏感染となります。
また、もう一つの可能性として
②の自己免疫説があります。
COVID−19への感染を契機に
自己抗体が作られ
それが脳細胞を攻撃するという説です。
脳脊髄液の中に
COVID−19の存在は確認できていませんが、
自己抗体は増えているんです。
これらが脳細胞を
攻撃しているんではないか?
という仮説がたっていますが、
はっきりとしたことはわかりません。
もし自己抗体が
原因であるとすれば
自己抗体を取り除けば
慢性疲労症候群やブレインフォグなどの
後遺症が治るかもしれない
という期待がもてます!
まとめ
- スペイン風邪のときも嗜眠性脳炎という後遺症があった。
- COVID−19は脳細胞にダメージを与える
- 脳細胞に感染するはわからない
- 自己抗体が関与しているかもしれない
以上が本日のまとめになります!
コロナは感染している時だけが
コロナじゃありません!
改善後も後遺症として
数ヶ月〜数年単位で
その後の人生に影響を及ぼします。
もしかしたら、
感染歴のある患者は
認知症のリスクが高くなる
などといった
研究がでるかもしれません。
決してただの風邪なんかではありません!
後遺症についての原因がわかり、
治療法が確率すれば
多くの人が苦痛から開放されるので
この分野の研究は
どんどん進んでほしいです。
では
See you next time!!