みなさんこんにちは!
いやー変異種が猛威を奮ってきましたね。
変異種についてみなさんは
どの程度知っていますか?
最近はテレビでも
”N501Y”
”E484K”
とかっていう謎の文字が
ちらほらでてきます。
今日は少し
変異種について勉強してみましょう。
ではいきましょう!
N501Y、E484Kとは?
さきほど出した
”N501Y”
”E484K”
というのは
スパイクタンパク質の
アミノ酸変異を意味しています。
例えば
N501Yは
501番目のN(アスパラギン酸)→Y(チロシン)
に変わっています。
E484Kは
484番目のE(グルタミン酸)→K(リシン)
に変わっています。
まーこんなの知ったとこで、
と思うかもしれませんね。
そいえば
コロナウイルスって
どれくらいの速度で
変異していると思いますか?
ある論文によると
だいたい
24.7塩基変異/ゲノム/年
→約2週間に1回変異がおきる
みたいです。
結構多いですね。
ただ、変異といっても
意味のある変異と
意味のない変異があります。
感染力などに関係するのは
ウイルスが人間にくっつく部位の
スパイクタンパク質です。
ここに変異が起きると
感染力や病原性が変わります。
N501Y、E484K
これはスパイクタンパク質に起きた変異なのです。
日本ではやっているのはこれ!
画像引用:NHKニュース
今現在日本で流行っているのは
ほとんどが英国株です!
大阪・兵庫の感染者は
ほぼすべてこいつです!
英国株はN501Y変異が存在します!
感染力が高いことは明らかです。
ただ、
重症化リスクが高いかどうかは
正確なところはわかっていません。
現状では若干高いということになっています。
表の4番目に
”別の変異ウイルス?”ってのがあります。
実は現在、東京を中心とした
関東圏内で流行っているのは
E484K変異だけをもつ変異種で、
英国型、南アフリカ型、ブラジル型とは
似ているようでちょっと違うんですね。
こいつが感染性、病原性が高いのは
いまのところ不明ですが、
少なくとも関東圏内を中心として
第4波の中心となっているので
感染力は高いといえそうでしょう。
いまの日本の状況はマジでヤバイ!
画像引用:NHKニュース(2021年3月31日)
上の図を見ると
日本全国で流行し始めています。
いま日本ではやっているのは
英国株が中心です。
2020年の年末にイギリスで
こいつが流行った時、
まじで感染者が爆増しました!
今、フランスでは感染拡大しており
ロックダウンしてますね。
あれ?てか日本ってまだ
ワクチンしてませんよね??
つまり
このあと感染者が急増する
可能性はかなり高いです。
ワクチン導入の遅れが致命的でした。
先進国でここまで遅いのは
ほんと日本だけです。
どう考えてもこのあと
感染拡大は免れないので
それまでは自分の免疫を
鍛えることに専念しましょう!
まとめ
- N501Y、E484Kはスパイクタンパク質の変化
- 日本で流行しているのはN501Y変異がある英国型
- 関東ではE484K変異のみの?型も流行
- 日本の状況はヤバイ!このあと感染者は急増する!
以上が本日のまとめになります。
とにかく
日本の状況がまじでヤバイです。
流行前のイギリス、フランスと同じ状況です。
ふつうに第3波以上の
波がくる可能性が十分あります。
感染対策を徹底していきましょう!
では
See you next time!!
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