みなさんこんにちは
日に日に都内の状況は悪くなり、
ほとんどの病院では
すぐに入院することが
できない状況になりました。
東京では自宅療養中になくなった数は
8月5時点ですでに30〜50代で8人。
2020年12月〜2021年7月までで11人。
今、かなりやばいのおわかりですね。
本題に入る前に
これから自宅療養がメインとなるので
必ずパルスオキシメーターは
持っておいてくださいね!
さて、本題へ。
1回目ワクチン接種後のデルタ感染で
過剰な炎症反応を起こし
入院となるケースが相次いでいます。
少し特徴があるので
今日はそこについて書いていきます。
健康な人こそ炎症が強くなる?
通常、単独で
コロナに感染した場合は
生活習慣病がたくさんあるほど
重症化リスクが高いと
いわれています。
しかし、
ワクチン1回接種後の感染では
健康な人でも
強い炎症反応が起こり
治療が必要となるケースがあります。
これが、どれくらいの頻度で
起きるのかはわかりませんが、
おそらく
そこそこ高いと思います。
治療は通常デキサメタゾンという
ステロイドを使用しますが、
それでも炎症が
よくならないケースがほとんどです。
ちなみに現時点で
私が経験した症例は10件になり
すべてデキサメタゾンに加え
追加治療が必要になってます。
※おおよその数値ですが、CRP>15、フェリチン>2000くらいは平気で超えてきます。
(医療者以外はこちらの数字は気にしなくていいです)
肺炎は比較的軽度
しかし、
ワクチン未接種と比べて
明らかに違う点があります。
それは
肺炎が比較的軽度ということです。
コロナで死んでしまうケースは
ほとんどが
肺炎から酸素需要が
悪化していくケースです。
ワクチン1回接種後の患者は
その殆どが、
ネーザルカヌラで
酸素1〜2Lくらいで
おさまります。
(※ネーザルハイフローが必要になるくらい重症化する人もいます)
この点からはワクチンは1回接種でも
ある程度効果はありそうです。
やはりワクチンはうつべき!
結論として
ワクチン1回接種後も
入院を要するような状態になるが、
救命率は圧倒的に高くなるので
ワクチンは絶対にうつべきです!
ただ、
2回接種が完了するまでは
危険な状態であることに変わりはないので
それまでは
感染対策に常に
気をつけていきましょう!
まとめ
- ワクチン1回目接種後感染は健康な人でもおこる。
- 炎症はかなり強く、デキサメタゾンのみでは抑えきれないことが多い
- 肺炎は比較的軽度にすむ
- 結論:ワクチン1回目はうつべき
上記が本日のまとめです。
なんだかんだで、
やはり悪さしているのは炎症です。
効果があるかはわかりませんが
普段から炎症を起こしにくい体作りを
意識して生活しましょう。
ワクチン2回うつまでは
ほんと安心できません。
みなさんが
早く2回接種できることを祈っています。
では
See you again!!