みなさんこんにちは。
在宅ワークはストレスがたまるようですね。
ストレスは運動で軽減することは
科学的に証明されています。
自宅内でも筋トレができるおすすめ器具は
こちらの記事をどうぞ↓
さ、今日はウイルスに対して
人間の免疫系が
どのように働くかをざっとみていきましょう。
感染とは?
そもそも感染とは
どういう状態でしょうか?
ウイルスは空気や飛沫から
喉や気道の粘膜に到達します。
その後ウイルスは増殖するために
私達の細胞へ侵入します。
この段階で感染が成立します。
逆をいうと、
粘膜に付着しただけの
感染していないウイルスを
PCRで陽性と
判定されることもあります。
これは感染性が
ほとんどなくなるといわれる
発症10日目以降に
PCRが陽性となる
パターンでよく見られます。
退院するために施行されるPCRは
ほんとに意味がありません。
第一陣は自然免疫
人間の免疫系はまさに戦争ゲームです。
最初に血液中でウイルスと戦うのが
”自然免疫”です。
自然免疫の部隊には、
- 好中球
- マクロファージ
- NK細胞
がいます。
それぞれが固有の特性をもっており
体内に侵襲した異物をやっつけます。
また、異物の情報を
第二陣の獲得免疫の
ヘルパーT細胞に送ります。
自然免疫が強ければ軽症で済む
自然免疫が強ければ
初めてのウイルスに遭遇しても
すぐにやっつけることができるので
軽症ですむ可能性が高いです。
実はこの自然免疫は
訓練免疫といって
鍛えることができます。
日本でコロナ感染率・死亡率が低い
理由にBCGワクチンの
影響が指摘されています。
詳しくはこちらの記事を↓
また、森林の香りで
NK細胞が活性化するとの研究データもあり
アロマをかぐことで
風邪をひきにくくなる効果があります。
第二陣は獲得免疫
自然免疫から情報を受け取った
ヘルパーT細胞は
B細胞を活性化させ、
抗体という異物に
特異的なミサイルを
作らせ攻撃します。
また、ヘルパーT細胞は
キラーT細胞を活性化し
異物を直接攻撃します。
B細胞もキラーT細胞も
一部は記憶細胞となり、
次回、同じウイルスに感染しても
すぐに活性化して
早期に感染を
食い止めることができます。
免疫の暴走を抑えるレギュラトリーT細胞
免疫細胞は互いに
サイトカインという物質で
連絡を取り合っています。
今回の新型コロナウイルスで
重症化するのは
このサイトカインが
異常に放出され
免疫が暴走することが
原因とされています。
実は免疫には暴走を抑える
レギュラトリーT細胞が存在します。
新型コロナの場合、
このレギュラトリーT細胞が減少し
うまく機能していない
ことがわかっています。
重症化するかしないかの
ポイントはここにあります
レギュラトリーT細胞を増やすためには
腸内環境を整えることが重要です。
詳しくはこちらの記事を↓
まとめ
- 感染とはウイルスが細胞内に侵襲すること
- 自然免疫は第一陣
- 自然免疫が強ければ軽症ですむ
- 獲得免疫は第二陣
- レギュラトリーT細胞が重症化に関与
以上となります。
自然免疫、獲得免疫
いずれも腸内環境と
密接に関わっています。
コロナ攻略の鍵は
”腸”にあります!
それでは
See you next time!!