みなさんこんにちは!
ここ最近はコロナ変異種が
徐々に増えてきなんだか
イヤなムードになってきました!
花粉症も同時に襲ってきて
つらい日々を過ごしている方も多いでしょう!
今日は市販の点鼻薬での
注意点について書きます!
使い方を間違えると
泥沼のループにハマってしまうので
注意が必要です!
ではいきましょう!
点鼻薬性鼻炎
市販の点鼻薬は鼻閉感に
即効性が期待できるため
結構人気がありますが、
落とし穴があるのはご存知でしょうか?
市販の点鼻薬には
ナファゾリン・テトラヒドロゾリン・オキシメタゾリンなどの
血管収縮剤が含まれています。
点鼻直後に鼻閉が改善されるため、
乱用・連用されるケースが多々あります。
しかし、
何度も乱用すると
薬の効果がなくなる3~4時間後に
かえって鼻づまりがひどくなる
リバウンド現象が起きてしまいます。
しかも
そこでまた使用するという悪循環を来し
点鼻薬が離せなくなり
下の図のような
薬物性鼻炎を起こす結果になってしまいます。
解決策はこれ!
薬物性鼻炎に対して治療法は
薬剤の中止です!
そんなんあたりまえですねw
即効性はないですが
ステロイドの点鼻薬を使用しましょう!
ステロイド点鼻薬は
じわじわ1週間くらいかけて効いてきます。
下記のように市販薬でも売っています。
ほかには、
飲み薬の併用もしましょう。
ただ、注意点としては
鼻閉感に効くのは
抗ヒスタミン薬
ではなく
ロイコトリエン・トロンボキサン・プロスタグランジン
などをブロックする薬です!
このタイプの薬は市販薬では
売ってなかったと思うので
鼻閉感に悩まされている方は
病院やクリニックで
この手のタイプの薬を
処方してもらうようにしましょう!
花粉症の根本を改善しよう!
繰り返し説明していますが
花粉症は花粉の病気ではありません!
花粉に対しての過剰な免疫反応です!
昔ほとんどいなかった花粉症が
年々増えてきているのは
生活環境や食生活の変化が原因です!
食生活の変化で
オメガ6脂肪酸のリノール酸を
大量に摂取するようになりました。
リノール酸は体内でアラキドン酸になり
さらにアラキドン酸は
ロイコトリエンやプロスタグランジンなどの
炎症物質に変換されます。
リノール酸の偏った摂取は
花粉症やアレルギー疾患の原因になっている
可能性は極めて高いでしょう!
反対に炎症を抑えてくれる
オメガ3脂肪酸の摂取は減っています。
これも原因の1つといえるでしょう!
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の
比率を改善することは
花粉症治療の中で
とても大事ことといえるでしょう!
まとめ
- 市販の点鼻薬の乱用はかえって鼻閉感を招く
- ステロイドの点鼻薬や飲み薬を併用しよう!
- リノール酸の摂取を減らそう!
以上がまとめとなります!
市販の点鼻薬の乱用は
本当に多いので注意しましょう!
ちなみに頭痛でも
同じようなことが起きます。
薬剤性頭痛というもので
鎮痛薬を使えば使うほど痛くなります。
このような場合は
すぐに専門家を受診して
適切な治療をうけた方がいいです!
もう少しで梅雨の時期がきて
気圧の変化で
頭痛に悩まされる方が増えるかと思ういます。
くれぐれも気をつけましょう!
では
See you next time!!