みなさんこんにちは!
さて、
緊急事態宣言が解除され
全国各地では
旅行の予約が
殺到しているみたいですね。
みなさん
エネルギー満タンなんでしょうw
先日こんなTweetしたところ
多くの方に
いいねやリツイートを
してもらいました。
医療者の燃え尽きですね。
また、
医療者だけでなく
多くの国民が
精神的に悩まされています。
いまでこそ
わたしは
スーパー健康ですが
実は一度だけ
かかった事がある
病気があります。
今日はそれについてお話します。
あの時は高校3年生。根性でなんとでもなると思っていた。
わたしが
その病気にかかったのは
高校3年生の時でした。
実はわたしは
子供の頃は野球バカでした。
勉強もせず野球しか
していなかったので
成績は下から数えたほうが
早い方でした。
今でも覚えているのは
高校3年生の
夏の期末テストで
国語200点満点中
2点をとったのを
覚えています。
古文の「いとおかし」
この訳で2点もらいましたw
そんなまったく
勉強ができないわたしが
夏の高校野球が
終わったと同時に
自分の進路を
考えなければ
いけない時が来ました。
とりあえず
医者になろうと思いました。
しかも
時間のロスを
したくなかったので
現役一発合格を狙って
残り半年で
一気に勉強して
やろうと思いました。
1日の睡眠時間は3時間。
朝3時に起きて
夜24時までひたすら勉強。
そんな生活を
2ヶ月続けたときに
地獄が訪れました。
地獄の始まり
猛勉強を初めて2ヶ月目。
今でもその瞬間を覚えている。
模試の結果が
返ってきた時だった。
実はマークミスがあり
まったく点数が
取れていなかったのだ。
その点数を見た時だった。
ちょうど
孫悟空が
スーパーサイヤ人に
なった時のように
「ピキンッ」っと光が
左の耳から右の耳へ抜けた。
次の瞬間、
ものすごい
嘔気とめまいに襲われた。
心臓はこれでもかと
いわんばかりに
バクバク動いている。
呼吸がしづらい。
そして
じっとりとした
油汗がたれる。
「息苦しい。ヤバい、このままだと死ぬ」
そう、
わたしはこの日から
「パニック障害」に
なったのだ。
この時から
わたしの地獄は始まった。
学校の授業中は
人前で吐く恐怖と戦いながら
ずっと吐き気を抑える。
吐き気のため
バス・電車に乗れない。
吐くのが怖くて
ご飯も食べれない。
外食もできなくなった。
通い始めた
塾にもいけなくなった。
そして
スポーツマンの自分にとって
精神的な病気なんて
存在しないと
思っていたので
そのうち
良くなると思っていた。
だから親にも隠し続けた。
結局、病状は
よくなることはなく
時間だけが過ぎた。
気づけば12月。
症状が出てから
3ヶ月過ぎていた。
センター試験1ヶ月前。
「もう無理だ・・・」
この時、初めて
自殺を考えた。
今でも忘れない。
心配した親が
自分の症状を調べてくれ
パニック障害じゃないか?
といってくれ
心療内科に通院。
案の定、
パニック障害の診断。
抗うつ薬と抗不安薬による
治療が開始された。
今まで
病気1つしたことなく
自分のメンタルは
強靭だと思っていた。
その診断を
受け入れるまで
時間がかかった。
友達の前で
こんな薬を
飲んでいるところなんて
絶対に見られたくなかった。
わざわざ
トイレにいって
水無しで
薬だけ飲んでいたのを
よく覚えている。
そんなこんなで
症状は少しずつ改善。
ただ、
目標であった
現役合格は
もちろん叶わず
浪人することが決まった。
人生は山あり谷あり。長期的に右肩上がりであればよい!
ぼくは
この経験が1番医者に
なってから活きている。
どこへいっても
精神的な問題でしょう、
と軽くあしらわれる
患者に対しても
面と面向かって
真剣に向き合うことができる。
もちろん
本当は他にも
待っている患者がいるので
心のなかでは
早く診察を終わらせたいとは思う。
それでも
患者の辛さや痛みに
向き合うことが勝る。
やはり
自分自身で苦しみを
味わうのは
ある意味大事だなと思った。
今日ここで
読者のみなさんに
お伝えしたいのは
「人生山あり谷ありだが長期的に右肩上がりにすればよいってこと!」
ぼくは
現役合格を目指して
半年間で受験勉強を
終わらせようとした。
結果、精神は崩壊した。
その後浪人を経て
医学部に合格した。
もしかしたら
あそこで人生が
終わっていたらと思うとゾッとする。
今思うと、
人生100年時代と
いわれている世の中で
たかが1年2年
遅れたところで
どうってことないことだ。
今、精神的に
苦しんでいる方は
もう少しゆっくりと
自分の人生の時間軸を
長期的に見てみると
案外楽になるかもしれません。
アメリカのSP500みたいに。
そして
ある程度
調子が戻ったら
二度と体調を
崩さないように
グラフの山と谷を
少しづつ小さくして
キレイな直線を目指しましょう。
そのために
わたしは常に
健康には人一倍
気をつけています。
みなさんの山と谷を
ちいさくできるよう
これからも有用な記事を
書いていきたいと思います。
この記事が
みなさんの助けになることを
願っています。
では
See you again!!
人生急ぎすぎている方に一度読んでみてほしい本↓↓