みなさんこんにちは!
感染者が
再増加に
転じてきましたね。
第7波の
メインになるであろう
BA-2に対して
ワクチンは
しっかり
効果があるので
ワクチン接種は
必ず行いましょう!
さて、
今日は口腔ケアについて!
みなさん
歯の健康に
気を使っていますか?
口腔内が不衛生であることは
おそらく
みなさんが
想像している以上に
健康への悪影響大です!
今日は
歯について書いていきます!
本記事を読むと
絶対に歯を磨きたくなりますよ!w
ではいきましょう!
口の中は細菌だらけ!
まず、口の中って
ぼくらが
想像している異常に
汚いって知っていますか?
細菌の数で
口と肛門で
比較してみると
・口腔管理ができてているヒト → 約2000億
・肛門 → 約30億個
さらに
・口腔管理が不十分なヒト → 約4000〜6000億
もはや
今度から
口を肛門と
いったほうが
いいんじゃないか
というレベルで
細菌が多いんです。
で、この
繁殖した雑菌が
様々なトラブルを起こします!
全身に!!!
病気のリスクがあがる!
口が予想以上に
汚いことは
ご理解いただけたかと思います。
で、このあと
どうなるかというと
まずは
歯周病が起きます。
歯周病とは
歯を支えている周りの骨や歯肉などの歯周組織が細菌による感染をうけて破壊されていく疾患です。
これらの組織に
常に炎症が
起こっている状態です。
ちなみに
歯と歯の間に
淡い黄色い
歯石という
硬いものができますよね。
あれは
細菌の塊ですからねw
とってもとっても
でてきます。
それほど
口の中には
細菌がたくさん
いるんです!
で、歯周病では
常に歯周組織に
炎症が起きている状態です。
体に炎症が
起き続けると何が起きるか。
下記のような
病気の引き金になります。
- 糖尿病
- 肥満
- 認知症
- 動脈硬化 → 心筋梗塞、脳卒中へ
- 勃起不全
- コロナ重症化リスク
あげればきりがないです。
そいえば
炎症といえば
体内で持続的に
炎症を起こす
組織がありましたね。
そう。
脂肪です!
ぼくは
「脂肪」と「歯周病」は
体内の
持続炎症生産機だと
思っています。
コロナ感染も予防できるか?
たまに
歯医者にいくと
「コロナ予防効果あります!」
っていう
広告をみたこと
ありませんか?
ぼくは
毎回それを見るたびに
うそこけ!って
思っていましたが
案外そうでも
ないかもしれません。
じつは
口腔ケアをすることで
インフルエンザの発症率が
10分の1まで
低下するという
研究結果があります。
これは
口腔内の細菌が
インフルエンザの増殖を
手助けする
酵素を作るからです。
プロテアーゼとか
ノイラミニダーゼとか。
同じことが
コロナでも起きるかは
わかりませんが
可能性としてはあるでしょう。
おすすめケア用品!
まず、
大前提として
歯磨きの目的は歯をキレイにすることではないです!
プラークの除去です!
プラークとは
細菌の塊のことで
歯石になる前段階です。
これを
取り除くことが
歯磨きの目的です!
ただ、実際
歯磨きだけでは
不十分なことが
ほとんどです。
なのでここを
ケア用品で補いましょう!
<歯磨き>
まずは歯ブラシから。
僕が使っているのは
クラプロックスという
歯ブラシです。
図のように
- 細かい繊維かつ程よく固い
- 持ちやすい形状 (八角形)→ 軽い力で磨ける
- 安い!
歯ブラシは
消耗品なので
わたしは
月に1本のペースで
交換しています。
<デンタルフロス>
歯磨きだけでは
歯間の汚れを
取り除くには
不十分です。
そこを
デンタルフロスで
補いましょう!
おすすめは
こちらです。
<タフトブラシ>
タフトブラシを
知らない方も
多いと思います。
これを使うことで
奥歯などの
歯ブラシでは
届きにくいところの
汚れを簡単に
除去することができます。
<洗口液>
洗口液は
おおきく2つに
分類されるので
目的に合わせて
使い分けましょう!
・イオン性
歯の表面やプラークの表面に付着して、持続的に殺菌効果を発揮。ただ、プラーク内部の細菌には浸透しにくい。
→歯磨き直後に用いる!
・非イオン性
細菌叢に浸透しやすくが、殺菌効果の持続性に劣る
→歯磨き直後以外で用いる!
まとめ
- 口は肛門より汚い!
- 口腔内不衛生は多くの疾患リスクに!
- コロナ感染予防効果もあり得る
- 歯ブラシはプラーク除去が目的!
以上が本日のまとめになります。
わたしは
毎年、
歯を磨かないことが原因で
入院となる患者さんを
たくさんみています。
”感染性心内膜炎”
という感染症を
ご存知でしょうか?
細菌の塊が
心臓の弁にくっついて
心臓を壊す病気です。
心臓のみならず
そこから
血流に乗って
細菌の塊が
全身に飛んでいく
とても
恐ろしい病気です。
血液中に
細菌が入り込むことで
この病気になりますが
代表的な
侵入経路は口です!
口で繁殖した細菌が
歯肉の出血部位から
血液中に入り込みます。
これ、若い人でも
平気になります。
そして
致死率も
結構高いです。
口腔内を
清潔に保つだけで
こういった
病気を防げるので
是非これから
口腔ケアを
意識していきましょう!
では
See you again!!
歯に関するおすすめ本↓↓